彦根藩の当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救った
と伝えられる招き猫と井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時
代の井伊軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと
)と兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ-。
【季語と短歌:3月24日】
逝く人の法事若芽頂きぬ
高山 宇(赤鬼)
2月、和菓子製造販売の「たねや」(近江八幡市)は24日、大津市由
美浜の琵琶湖岸に新店舗「LAGO(ラーゴ)大津」をオープンする。
21日、報道関係者向けの内覧会があり、施設の概要や限定商品などが
発表された。たねやグループが手がける店舗のうち、たねやが単独で
展開するのは県内で初めて。琵琶湖を一望できる店舗内にはカフェも
併設する。LAGOだけで販売する季節限定のカステラもあり、5月下旬
までは甲賀市土山町の抹茶を使ったカステラを提供する。同プラザの
約1万5000平方メートルの敷地のうち、特定公園施設のエリア7310平
方メートルを「琵琶湖の森」としてたねやが木を植え再整備。公園内
に建物面積949.78平方メートルの2階建ての建物を建設し、カフェの
ほか和菓子直売所をオープン。直売所には菓子工房を併設し、たねや
カステラ抹茶を製造。カステラやまんじゅうなどのたねやの和菓子に
加え、成安造形大学(仰木の里東4)の学生と共同開発した新店舗限定
商品の「近江八景」(6,480円)を販売する。「近江八景」は新店舗に
近い膳所城(本丸町)から見た琵琶湖の南湖周辺の景勝地8カ所。8カ
所をイメージした8個の和菓子を詰め合わせて提供する。うち「矢橋の
帰帆」をイメージした「矢橋まんじゅう」は滋賀県の地酒のかすを使
った生地でこしあんを包んだ酒まんじゅうで、学生の「琵琶湖の色を
表現したい」という提案を受け、琵琶湖と船の白帆をイメージした。 2023-06-08
✳️ 水素ロータリーエンジン解体新書 ⓵
昨日につづき、マツダの水素ロータリーエンジンの考察を始める。
水素ロータリーエンジンとは、燃料に水素を使ったロータリーエンジ
ン。ガソリンを使用せず水素を使用したマツダのロータリーエンジン
を主に記述。水素は燃焼によって水が生成される。そのため、局所的
な環境に対しては比較的悪影響を与えないとしている。ただし、酸化
剤として窒素と酸素の混合物である空気を使用しているので、窒素酸
化物の発生は不可避であるとのこと。via Wikipedia
1️⃣ 特開2023-78692 ロータリーエンジン マツダ株式会社
【要約】下図3、ロータ2の外周面2aのリセス7は、外周面中央C
と比べてL側に配置されかつ該L側に向かって延びる第1凹部71と、
第1凹部71からL側に延びる第2凹部72と、第1凹部に連続しか
つ外周面中央CよりもT側まで延びる第3凹部73とを備えるととも
に、第1凹部71、第2凹部72および第3凹部73は、それぞれ、
外周面の長手方向に所定長さL1,L2,L3を有する底面71a,
72a,73aを備える。外周面2aの長手方向に直交し且つロータ
2の回転軸心Xを通る平面でリセス7を横断したときのリセス7の断
面積は、第1凹部71における底面71aの断面積が、第2凹部72
における底面72aの断面積および第3凹部73における底面73a
の断面積と比べて最も大きくなる。ロータリーエンジンの燃費性能を
向上させる。
図3.同ロータの外周面を示す平面図
図1 本発明の実施形態に係るロータリーエンジンの概要を示す斜視図
ウジング 3a トロコイド内周面 4,5 サイドハウジング 7 リ
セス 71 第1凹部 71a 第1底面 72 第2凹部 72a 第2
底面 73 第3凹部 73a 第3底面 7l L側リセス端部(外周
面の前側の端)7t T側リセス端部(外周面の手前側の端)8 作動
室 9 点火プラグ 31 ロータ収容室 L1 第1長さ(第1凹部の
底面の長さ) L2 第2長さ(第2凹部の底面の長さ) L3 第3長
さ(第3凹部の底面の長さ)C 外周面中央(外周面の長手方向の中央)
X 回転軸心 Z 短軸 【特許請求の範囲】 【請求項1】略楕円形状のトロコイド内周面を有するロータハウジン
グと、該ロータハウジングの両側に配置されて、該ロータハウジング
と共にロータ収容室を形成するサイドハウジングと、上記ロータ収容
室内に収容されて、該ロータ収容室内に3つの作動室を区画するとと
もに、回転によって各作動室を周方向に移動させながら、各作動室に
おいて吸気、圧縮、膨張及び排気の各行程を順に行なわせる略三角形
状のロータと、上記ロータハウジングに設けられた点火プラグと、該
点火プラグの作動を制御する制御部とを備え、上記ロータの上記作動
室を区画する各外周面にリセスがそれぞれ形成されたロータリーエンジ
ンであって、上記ロータの外周面のリセスは、上記外周面の長手方向
の中央と比べて上記ロータの回転方向の前側に配置されかつ該前側に
向かって延びる第1凹部と、該第1凹部に連続しかつ上記前側に延び
る第2凹部と、上記第1凹部に連続しかつ上記中央よりも上記回転方
向の手前側まで至るように延びる第3凹部とを備えるとともに、上記
第1凹部、上記第2凹部および上記第3凹部は、それぞれ、上記外周
面の長手方向に所定長さを有する底面を備え、上記回転方向に直交し
かつ上記ロータの回転軸心を通過する平面で上記リセスを横断したと
きの該リセスの断面積は、上記第1凹部における底面の断面積を第1
断面積とし、上記第2凹部における底面の断面積を第2断面積とし、
上記第3凹部における底面の断面積を第3断面積とすると、
第1断面積>第2断面積>第3断面積の関係を満足し、
上記制御部は、上記点火プラグが上記第2凹部の底面と向かい合いか
つ圧縮行程上死点以前の時期が点火時期となるように、上記点火プラ
グの作動を制御することを特徴とするロータリーエンジン。 【請求項2】請求項1に記載されたロータリーエンジンにおいて、
上記第1凹部の底面の長さは、上記第2凹部の底面の長さよりも短い
ことを特徴とするロータリーエンジン。 【請求項3】請求項2に記載されたロータリーエンジンにおいて、
上記第1凹部の底面の長さは、上記外周面の長手方向の中央から該外
周面の上記前側の端までの長さの2/10以上4/10以下である
ことを特徴とするロータリーエンジン。 【請求項4】請求項1から3のいずれか1項に記載されたロータリー
エンジンにおいて、上記第3凹部の底面の長さは、上記第1凹部およ
び上記第2凹部それぞれの底面の長さの和よりも短いことを特徴とす
るロータリーエンジン。 【請求項5】請求項4に記載されたロータリーエンジンにおいて、上
記第3凹部の底面の長さは、上記外周面の長手方向の中央から上記リ
セスの上記前側の端までの長さの2/10以上5/10以下である
ことを特徴とするロータリーエンジン。 【請求項6】請求項1から5のいずれか1項に記載されたロータリー
エンジンにおいて、上記外周面の長手方向の中央から上記リセスの上
記前側の端までの長さは、上記外周面の長手方向の中央から該外周面
の上記前側の端までの長さの7/10以上9/10以下であることを
特徴とするロータリーエンジン。 【請求項7】請求項1から6のいずれか1項に記載のロータリーエン
ジンにおいて、上記点火プラグは、上記ロータハウジングにおける、
該ロータハウジングの短軸を挟んだ上記前側の位置に配置され、上記
制御部は、圧縮行程上死点前55°以下の範囲内に点火時期が収まる
ように、上記点火プラグの作動を制御することを特徴とするロータリ
ーエンジン。 【発明の効果】本開示によれば、ロータリーエンジンの燃費性能を向
上させることができる。
<ロータリーエンジンの全体構成>
図1は、本開示の実施形態に係るロータリーエンジン1(以下、単に
エンジン1という。)の概要を示す斜視図である。また、図2は、そ
のエンジン1のロータ2およびロータハウジング3を示す正面図である。 【0034】図1に示すエンジン1は、車両に搭載されるものであって、
1つ又は複数のロータ2を備えている(図例では2つ)。各々ロータ2
を収容する2つのロータハウジング3間にインターミディエイトハウジ
ング4が設けられている。2つのロータハウジング3の両外側にサイ
ドハウジング5が設けられている。1つのロータハウジング3に着目
すれば、インターミディエイトハウジング4は、そのロータハウジング
3の片側にあって、ロータハウジング3及びサイドハウジング5と共
にロータ収容室31を形成するサイドハウジングであると位置付ける
ことができる。【0035】 図1.ではでは、エンジン1のフロント側(図1の右側)の一部を切り
欠いてエンジン内部を示すとともに、リヤ側(図1の左側)のサイド
ハウジング5もエンジン内部を示すために分離して示している。図中
の符号Xは、出力軸としてのエキセントリックシャフトの回転軸心で
ある。

【図2】同エンジンのロータ及びロータハウジングを示す正面図
図2に示すように、ロータハウジング3は、平行トロコイド曲線で描
かれる回転軸心Xの方向から見て略楕円形状(俵型)のトロコイド内
周面3aを有する。図1.に示すように、ロータハウジング3の内周面
とインターミディエイトハウジング4の両側の内側面4aとサイドハ
ウジング5の内側面5aによってロータ収容室31が形成され、この
ロータ収容室31にロータ2が収容されている。インターミディエイ
トハウジング4の両側のロータ収容室31は、ロータ2の回転位相が
異なっている点を除けば構成は同じである。
ロータ2は、回転軸心Xの方向から見て各辺の中央部が外側に膨出し
た略三角形状をなし、その三角形の頂部間の略長方形状の外周面2a
にリセス7が形成されている。ロータ2の三角形の各頂部に設けられ
たアペックスシール14がロータ2の回転に伴ってロータハウジング
3のトロコイド内周面3aに摺接する(アペックスシール14は、図
6にのみ図示)。このロータ2によって、図2に示すように、ロータ
収容室31の内部が【0038】 ロータ2は、エキセントリックシャフト6の偏心輪6aに支持されて
いて、自転しながら、回転軸心Xの周りに該自転と同方向に公転する
(この自転及び公転を含めて、広い意味で単にロータ2の回転という
)。そして、ロータ2が1回転する間に3つの作動室8が周方向に移
動し、それぞれで吸気、圧縮、膨張(燃焼)及び排気の各行程が行わ
れる。これにより発生する回転力がロータ2を介してエキセントリッ
クシャフト6から出力される。【0039】 図2において、ロータ2は矢印で示すように時計回り方向に回転し、
回転軸心Xを通るロータ収容室31の長軸Yを境に分けられるロータ
収容室31の左側が概ね吸気行程及び排気行程の領域となり、右側が
概ね圧縮行程及び膨張行程の領域となる。【0040】 図1に示すように、インターミディエイトハウジング4の内側面4a
とサイドハウジング5の内側面5aにおける上記吸気行程及び排気行
程の領域に対応する部位に、吸気ポート11~13及び排気ポート10
が開口している。図示は省略しているが、吸気行程ないし圧縮行程の
作動室8に燃料を噴射する燃料噴射弁がロータハウジング3の頂部に
設けられている。【0041】 図2に示すように、ロータハウジング3の側部における、回転軸心X
を通るロータ収容室31の短軸Zを挟んだロータ2の回転方向(以下、
「ロータ回転方向」という)のL側の位置に、点火プラグ9が電極部
をロータ収容室31側に露出させて取り付けられている。なお、長軸
Yと短軸Zは互いに直交している。【0042】 図示は省略するが、エンジン1は、排気ガスの一部を吸気通路に還流
するEGR装置を備え、エンジン1の運転状態に応じて排気ガスの還
流が行われる。【0043】 また、エンジン1は、吸気スロットル弁、燃料噴射弁、点火プラグ9
及びEGR装置の作動を含めて、上記エンジン1の作動を制御する制
御部としてのコントロールユニットを備えている。【0044】 3つの作動室8に区画されている。
<コントロールユニットについて>
コントロールユニットは、マイクロコンピュータをベースとするもの
であって、プログラムを実行する中央演算処理装置(CPU)と、例
えばRAMやROMにより構成されてプログラム及びデータを格納す
るメモリと、信号入出力(I/O)バスとを備えている。コントロー
ルユニットには、車両のアクセル開度センサ、車速センサ、エンジン
回転角センサ、空燃比センサ、エンジン水温センサ、エアフローセン
サ等からの各種情報の信号が入力される。【0045】 コントロールユニットは、各種センサからの入力信号に基づいて、エ
ンジン1の運転状態を判定する。コントロールユニットは、判定され
た運転状態に応じて、スロットル弁の開度、EGR装置によるEGR
率、各作動室8における点火プラグ9による点火時期、燃料噴射弁に
よる燃料噴射量及び燃料噴射タイミングの制御を行う。【0046】 点火プラグ9による点火時期については、圧縮行程上死点前(Before
Top Dead Center:BTDC)55°以下、好ましくは30°以上50°
以下の範囲内に収まるように設定し、該設定に基づいて点火プラグ9
の点火コイルの通電時期を制御する。【0047】 点火時期は、燃焼重心が圧縮行程上死点後(After Top Dead Center:
ATDC)10°~30°の熱効率が高い適切な位置にくるように、E
GR率に応じて制御される。なお、図2において鎖線で示すように、
ロータ2の頂点の1つが点火プラグ9の反対側において短軸Z上に位
置付けられているとき、当該頂点の反対側に位置する作動室8がTD
Cになっている。【0048】 EGR率が高くなるほど着火遅れ期間が長くなるとともに、燃焼重心
がリタードしていく。そこで、EGR率に応じて着火遅れ期間を設定
するとともに、EGR率に応じて目標熱発生開始時期(見掛けの熱発
生開始の目標時期)を設定する。そうして、目標熱発生開始時期から
着火遅れ期間だけ進角した時期が点火プラグ9の点火時期とされる。 【0049】
<ロータのリセスについて>
図3は、ロータ2の外周面2aを示す平面図である。また、図4は同
ロータ2の縦断面図であり、図5はTDCでのロータ2とロータハウ
ジング3の隙間の大きさを示す断面図である。また図6は、リセス断
面積の変化を示すグラフである。【0050】

【図4】同ロータの縦断面図

【図5】TDCでのロータとロータハウジングの隙間の大きさを示す
断面図

【図6】リセス断面積の変化を示すグラフ
ここで、図4は、図3のIV-IV断面に相当する。そして、その図4に
おける第2凹部72のa-a断面が図5の上図(a)に相当し、第1
凹部71のb-b断面が図5の中央図(b)に相当し、第3凹部73
のc-c断面が図5の下図(c)に相当する。 【0050】ここで、図4は、図3のIV-IV断面に相当する。そして、そ の図4における第2凹部72のa-a断面が図5の上図(a)に相当 し、第1凹部71のb-b断面が図5の中央図(b)に相当し、第3 凹部73のc-c断面が図5の下図(c)に相当する。【0051】 また図6は、リセス断面積がロータ外周面2aの長手方向においてど のように変化しているかを示す。図6の横軸はロータ外周面2aの長 手方向の中央を原点(0)としてL側をプラス、T側をマイナスで表 した位置座標(単位mm)である。より正確には、ロータ外周面2a の両端に位置するアペックスシール14を結んだ直線上で測った長さ 位置が、ここでいう位置座標に相当する。なお、図6において、符号 9aは、点火プラグ9のプラグホールである。【0052】 この項つづく

✳️ 宇宙太陽光発電事業化概論 ⓵
太陽光の強さ1,4倍発電効率地上の10倍
宇宙太陽光発電は宇宙空間で集めた太陽のエネルギーを地球上で電力
として使うための発電システム。宇宙では太陽光の強さが地球の1.4倍
で、地球上と違って昼夜や天候の影響がほとんどないため、地球での
太陽光発電と比べて10倍以上の効率で電力を供給できる。理論的には
1960年代から米国で提唱されてきたが、コストの問題などもあって計
画はなかなか進まなかったが、世界がカーボンニュートラルの実現を
目指して太陽光や風力などの再生可能エネルギーなどの脱炭素電源に
注目が集まる中、宇宙太陽光についても再び光が当たってきた。
🌠 2050年の実用化段階、36000キロ地点から送電
無線送電実験を定している。地球から100~500キロ離れた地点に人工
衛星を飛ばし、衛星につけた装置から無線送電する。2050年の実用化
時点では、約36000キロ時点から無電送電する。「技術的にはほぼ確
立できている。あとは検証する」という。
出力100万kW、
大規模火力や原発と同等
仮に実用化するとなれば、どのくらいの電力を供給できるのだろうか。
研究者によると、2.5キロ四方に太陽光パネルを堕べて発電した場合の
出力は約100万kW。大規模な火力発電所、原発1基分とほぼ同等の発電
能力。こうした2,5キロ四方の太陽光パネルを複数並べる形を想定して
いるが、設置場所や周波数の確保で他国などと競合する可能性がある」
とみる。最大の問題はコスト 技術的、理論的には実現可能性が高ま
ってきた宇宙太陽光発電だが、やはり最大の問題はコストである。宇
宙航空研究開発機構(JAXA)によると、巨大な人工衛星を打ち上
げ、大きな受電システムが必要な宇宙太陽光にかかる費用は地上の太
陽光、風力発電などと比べ30倍以上のコストがかかるとされている。
✳️ 透明タンデム太陽電池が12.3%の効率
世界的な研究チームは、ペロブスカイトと有機層を組み合わせること
で、透明性30%のタンデム太陽電池を開発し、透明太陽電池の効率
12.3%を達成した。(PV magzine)
https://www.pv-magazine.com/2025/03/21/transparent-tandem-
solar-cell-hits-record-12-3-efficiency/
March 21, 2025Patrick Jowett

『サザンオールスターズ - ジャンヌ・ダルクによろしく』
● 今日の言葉:拍車を掛け、右眼に痛みが残る。
春が来ても、鳥たちは姿を消し鳴き声も聞こえない。
春だというのに自然は沈黙している。
レイチェル・カーソン 『沈黙の春』