彦根藩の当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救った
と伝えられる招き猫と井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時
代の井伊軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと
兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ-。
【季語と短歌:4月1日】
四月愛スタートアップ神々の
高山 宇(赤鬼)
✳️ 二酸化炭素還元光触媒 住友金属鉱山株式会社
1️⃣ 特開2025-022681 二酸化炭素還元光触媒粒子及びその製造方
法 住友金属鉱山株式会社 国立大学法人京都大学(審査前)
【要約】図5のごとく、母材粒子と前記母材粒子の表面に担持され
た金属銀(Ag)粒子とを含み、前記母材粒子は、酸化タンタル(T
a2O5)、タンタル酸ナトリウム(NaTaO3)、及びタンタル
酸亜鉛(ZnTa2O6)からなる群から選択される1種以上を含み、
拡散反射スペクトルにおいて、200nm以上300nm以下の波
長域に位置するピークAと480nm以上530nm以下の波長域に
位置するピークBを示し、前記ピークAの強度(IA)に対する前記
ピークBの強度(IB)の比(IB/IA)が50%以下である、二
酸化炭素還元光触媒粒子。CO選択率を高いレベルに維持しながら大
きいCOガス生成速度を示す二酸化炭素還元光触媒粒子及びその製造
方法を提供すること。
図5A 光触媒粒子(例C-1)のTEM像
【特許請求の範囲】
【請求項1】 母材粒子と前記母材粒子の表面に担持された金属銀(Ag)
粒子とを含み、 前記母材粒子は、酸化タンタル(Ta2O5)、タン
タル酸ナトリウム(NaTaO3)、及びタンタル酸亜鉛(ZnTa2
O6)からなる群から選択される1種以上を含み、 拡散反射スペクト
ルにおいて、200nm以上300nm以下の波長域に位置するピー
クAと480nm以上530nm以下の波長域に位置するピークBを
示し、前記ピークAの強度(IA)に対する前記ピークBの強度(IB)
の比(IB/IA)が50%以下である、二酸化炭素還元光触媒粒子。
【請求項2】前記金属銀(Ag)粒子の担持量が前記母材粒子に対し
て0質量%超1.0質量%未満である、請求項1に記載の二酸化炭素
還元光触媒粒子。
【請求項3】 前記金属銀(Ag)粒子の粒径が0.1nm以上5n
mである請求項1又は2に記載の二酸化炭素還元光触媒粒子。
【請求項4】 CO2還元光還元触媒性能評価試験において、CO選択
率が50%以上である、請求項1又は2に記載の二酸化炭素還元光触
媒粒子。
【請求項5】 母材粒子と前記母材粒子の表面に担持された金属銀(
Ag)粒子とを含む二酸化炭素還元光触媒粒子の製造方法であって、
母材粒子と銀(Ag)供給源とを還元液に加えて反応液を作製する
工程、及び 前記反応液に超音波を照射して、金属銀(Ag)粒子を
担持した母材粒子を作製する工程、を含み、 前記母材粒子は、酸化
タンタル(Ta2O5)、タンタル酸ナトリウム(NaTaO3)、
及びタンタル酸亜鉛(ZnTa2O6)からなる群から選択される1
種以上を含む、方法。
【請求項6】 前記金属銀(Ag)粒子の担持量が前記母材粒子に対
して0質量%超1.0質量%未満である、請求項5に記載の方法。
↓ 図2 光触媒反応のメカニズム
【符号の説明】 2 評価装置 4 槽 6 水銀(Hg)ランプ 8
ガス導入管 10 ガス排出管 12 pH計 14 ゴム栓 16 スター
ラー 18 バブリングフィルター 20 冷却水 22 評価用溶液
30 CO2ガス 32 発生ガス 34 ガスクロマトグラフィー
図2 光触媒反応のメカニズム
図14.】光触媒粒子(例D-1~D-7)のCO2還元光触媒性能
図15 光触媒粒子(例D-3)の原子分解能TEM像
【発明の効果】本発明によれば、CO選択率を高いレベルに維持しな
がら大きいCOガス生成速度を示す二酸化炭素還元光触媒粒子及びそ
の製造方法が提供される。
2️⃣ 特開2021-137790 二酸化炭素還元光触媒粒子 住友金属鉱山株
式会社 国立大学法人京都大学(有効)
【要約】下図2の如く、酸化ガリウム(Ga2O3)粒子と、前記酸化
ガリウム粒子の表面に担持された金属銀(Ag)ナノ粒子と、を含み、
拡散反射スペクトルにおいて波長350~550nmの範囲内にピー
クを有する、二酸化炭素還元光触媒粒子。
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【関連情報】高効率で二酸化炭素を再資源化する光触媒の合成に成功
-CO2を「ひかり」と「みず」でリサイクル-(2020年10月14日 京
都大)
🪄チャンピオンデータ例と応用事例を増やす段階。
✳️ ゴリラガラス革命!
スマートフォンのディスプレイを護るゴリラガラス。プラスチックの
数十倍ともいわれるこのガラスがどうやって作られているのか。機械
が自動的に大型の炉まで運び、1000度の高熱で数日かけて溶かし、お
よそ7階の高さから板ガラスの状態で垂れ流しつつ、重力に任せるが
まま自然に冷す。このプロセスは独自の世界初「フュージョン・フォー
ミング」というもの。シート状に溶けたガラスがアイソパイプと呼ばれ
るV字型のガイドを伝い、流れ落ちる段階で結合するとのこと。これに
より傷や欠陥が生じない。しかも0.1mmから2mmまでの薄さで作る
ことも自由自在。冷えて固まったガラス板は吸盤ロボットがバケツリ
レーのように運搬する(たまに落として割っちゃうとか、歩留まりは
?これは極秘?)。そしてカットされたガラスは熱い塩水に漬けられ
、化学反応でさらに強固なものになる(カーブラウン管」製造コンビ
ーナートでは旭硝子でお馴染み?!(笑い))。スマホの画面を割れ
にくくする新素材「Corning Gorilla Glass Ceramic」が登場、1mの高
さから10回落としても大丈夫というから驚きだ(アルミ化合物など添
加剤を使っている)。
✳️ 水素エネルギー革命!
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4章 親玉「財務省」子分「日銀」ーその本当の関係とは?
―貨幣数量理論
世の中に出回るお金の増減によって、物価が上下する=「物価はモノ
とお金の量のバランスによって決する」という貨幣数量理論(【図版
411一)がある。
これを理解するには、まず「ワルラスの法則」を知る必要がある(
【図版4-2一145ページ)。ワルラスの法則とは、19世紀のフラ
ンスの経済学者で、経済学に数学的手法を適用し「一般均衡理論」を
定式化したレオン・ワルラスにちなんでいる。
ワルラスの法則は経済を個別の事象としてではなく、全体でとらえ
るマクロ経済学のベースといえる。とくに貨幣数量理論を理解するう
えでは欠かせないため、ここで紹介することにする。
ワルラスの法則は、数式一つで説明できる。何十年も前の話だが筆
者はいわゆる「リフレ理論」を説明する際に、フルラスの法則から貨
幣数量理論を導き出した。