人類は一つのとても効果的な武器をもっている。それは笑いだ。
マーク・トウェイン
2020年に打ち上げ予定 陸域観測技術衛星
災害の状況の把握などに大きな成果を挙げている、地球観測衛星「だ
いち2号」について、文部科学省は、一度に観測できる範囲を2倍以
上に広げて、広範囲に被害が及ぶ災害でも一度に被災状況を観測でき
る後継機の開発を、来年度から始める方針だと発表(NHKニュース
2015.09.03)。地球観測衛星「だいち2号」は、ことし5月にネパー
ルで起きた大地震で大規模な地殻変動を捉えたほか、神奈川県の箱根
山や鹿児島県の桜島でも火山活動に伴う地面の隆起を観測するなど、
大きな成果を挙げた。
現在の測定性能が、観測範囲が幅50キロに限られ、津波や洪水など
被害のように広範囲に及ぶ災害の場合の全体の状況把握には数回に分
けて観測する必要がある。このため一度に観測できる範囲を幅100
キロ~200キロに広げた後継機開発を、来年度から始める。
現在の「だいち2号」では、通常、ある地点を観測する際は、その上
空を通過まで待つため、日本全国の観測に3か月を要す。後継機では
半分以下に縮めるという。文部科学省は「だいち2号」の後継機を、
5年後の20年に、H3ロケット1号機で打ち上げる計画である。本
当のことを言えば、数ミリていどの3次元的地形変動が正確に計測で
きれば、村井俊治東大名誉教授らの地震予測システムと連携させ、世
界的な地殻変動(火山・地震活動)の『デジタルアース情報センタ』
の設立に向け日本がその中核を担え、世界防災の支援に役立てること
ができるのでは思ってみたが、それほどまでの技術構築には至らない
ようで、一時的に気早んだものの落胆に変わった ^^;。
進化するキッチングッズ :オークス株式会社
新潟の三条市にオークスという株式会社あるが、その企業がつくりだ
すステンレス製のキッチン用品「leye レイエ」の3品――はちみつス
プーン、ゆびさきトング、泡ソースホイッパーが目にとまる。毎日つ
かう洋食器の感覚が生かされている優れもで、プライスも千円から2
千円帯とお手頃。この3品セットで4千円におさめ世界展開すれば、
3年消却/販売目標人口比0.1%/市場占有力百%として約90億
円/年の売上げが見込める商品だ。それで、通販でワンクリック購入
しようとしたが、彼女の×××の顔が浮かび、それは自粛することに
した。
※ 市場占有力とは、競合者数に対する秀抜力で、独占状態を百%と
する。因みに、安売り競争に耐えうる商品価値(=付加価値)の
獲得がすべてとなる。
チャイムが鳴り、ドアを開けると大柄のタナカさんが「スイカいらな
いか、これ大玉(スイカの品種)だけど、もう最盛期過ぎののこりも
のの小玉やけれど」といって2つ玄関に置きながらそう言ったので、
礼を述べいただくことにした。息子達が小学校のころのPTAの役員
仲間が縁で、自家菜園の野菜や果実、獲りたての鮎などを、毎年届け
てくれるのだ。彼女が1つをご近所に持って行くというので、とりあ
えず残りの1つを割ってみてからにしてはと押しとどめ、二人で試食
し確認してから届けさせた。
マーク・トウェインは、スイカを「天使の食べもの」だと言ったが、
園芸学者ハリー・パリスは、5千年におよぶスイカの歴史を解明。ス
イカはもともと固くて苦い、薄緑色の果物だったと述べている。現在
のスイカの学名「Citrullus lanatus」も正確さに欠け、「lanatus」はラテ
ン語で「毛の多い」を意味。本来は短い毛に覆われたシトロンメロン
(学名 Citrullus amarus)を指す。アフリカ南部で育つこのシトロンメロンが
スイカの祖先とする意見があるが、エジプト人がアフリカ南部よりも早く、約
4千年前にスイカの栽培を始めているが、彼の考えるスイカの祖先は、アフ
リカ北東部原産の種で、学名Citrullus lanatus var. colocynthoides という植物
とする。
リビアでは5千年前の集落から、さまざまな果物の遺物と共にスイカ
の種が見つかり、スイカの種はツタンカーメン王の墓など、エジプト
の墓でも発見されいる。その壁画には野生種のような球形ではなく、
今日一般的な楕円形として描かれていることから、栽培種であると推
測する。 当時のスイカは固くて味も悪く、とうてい食欲をそそるよう
なものではなかった。
語源の「watermelon(水のメロンの意。スイカの英名)」名称にある
通り、スイカは日陰の涼しい場所に置いておけば数週間から数カ月間
保存が効き、エジプト人は水分の貯蔵にスイカを栽培するようになっ
たと推測する。「エジプトの王たちが没した後、死後の長旅の道中で
水分がいるだろうと供えられた」と。その後、品種改良を続け、エジ
プトの墓に描かれた絵の中には、楕円形のスイカが大皿に載せらるよ
うに変化する。これは、生のまま切っただけで食べられるほどスイカ
が柔らかくなっていた証だ。
それから、紀元前4百から紀元5百年頃、スイカがアフリカ北東部か
ら地中海へ広まっていった。こうしたスイカの普及に、交易品として
利用されたことのほか、長旅の水分補給源として重宝された。古代ギ
リシャのヒポクラテスやディオスコリデスといった医師たちは、スイ
カの医学的効能を評価、利尿剤、あるいは熱射病の子供の額に冷やし
た皮を当てたりしている。
古代ローマの博物学者、大プリニウスも1世紀に書いた『博物誌』の
中で強力な解熱効果のある食べものとして紹介している。さらに、2
百年頃に書かれたヘブライ語の文献では、スイカはイチジク、ブドウ、
ザクロと同じ仲間に分類され、甘い果物への仲間入りを果たし、3世
紀には立派なデザートとなる。
その後、スイカの果肉は黄色いから今のような赤に変わり――赤い色
を持つ遺伝子と糖度を決定する遺伝子とがペアであることに由来――
品種改良により甘くなるにつれ、果肉の色も徐々に変化していく。ヨ
ーロッパの書物『健康全書』には、楕円形で緑色の筋の入ったスイカ
が収穫され、赤いスイカとして販売されている。このように、天使に
ふさわしい味へと進化してきた。
さて、周知のようにスイカの効能は、(1) 筋肉痛を緩和 、(2)
心臓に好い影響、(3) 自然由来の勢力増強効果、(4) 高ビタミ
ン、高ミネラル、低カロリー、(5). 癌にも効くなどが挙げられて
いる。ここでは 「シトルリンの持つ作用」に注目。シトルリンがNO
(一酸化窒素)の生成を高め、血管を拡げる作用があり、シトルリン
が血管を守る、大切な役割を担っていることがわかってきた。特に、
脳血流が下がりやすいわたしには、シトルリンの脳内の血流量を活発
にする効果がうれしい、脳を元気にし、「がんばりたい気持ち」を高
める機能があるといわれている(出典:講話発酵バイオ)。
※ プラセボは、有効成分を含まない(治療効果の無い)薬の事で、
「偽薬」とも呼ばれる。
サプリメントは既に市販されているので注意して服用すればよいことだ
と、そんなことを考えてみた。タナカカさんの大玉を二人で美味しく頂
き、完食!
尚、彼女からミウラさんの農園も大きくなったと話を聞かされ、あなた
も企業してはと冗談半分に話すので、育種開発ならやってもいいが、そ
れは絶対にないと返事する。