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水の森のハロウィン

 

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   すべては千変万化する。石でさえも。/ クロード・モネ                                   

 

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       秋の野に咲きたる花を指折り かき数ふれば七種くさの花     

           萩の花尾花葛花なでしこが花 女郎花また藤袴あさがほが花
 

                                            山上憶良




キャスルロードでジェラートを食べたいと朝から言うので、なぜと聞くが、気分転換で行ってみたい
とというので、そんな近場よりドライブしようと切り返すと、しばらく考えた風で、それなら草津の
みすの森(水生植物公園)の蓮をみにいきましょということになり、彼女が買い物を手早くすませ、
11時過ぎに家をでる。

 

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まず、水生植物公園みずの森――日本最大級のハス群生地の滋賀琵琶湖烏丸半島――の前の駐車場に
車とめ入場券を買い求め入場すると正面ゲートの億のロータス緩①に入るとエントランスホールには
ハロウィン――毎年10月31日に行われる、古代ケルト人の祭りで、秋の収穫を祝い、悪霊などを
追い出す宗教的行事、日本の秋祭りの行事だったが、現代は米国の民間行事として定着。祝祭本来の
宗教的な意味合いは薄れ、カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾っ
たり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習に変化
――のディスプレがわたしたちを出迎える。 

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ハロウイン

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そこから、アトリウム(温室)の通路の壁両面にはクロード・モネの睡蓮(レプリカが展示作品をみ
ながら入ると、琵琶湖固有のネジレモの池、水草をはじめとする水生植物や国内やアジアの水草や熱
帯原産の水生植物を中心に様々の熱帯スイレンなど様々な植物が観賞できるとあり二人めいめいデジ
カメ撮影しながら楽しむこととなるが、なにせ、たくさんの展示植物名のインデックスをみるだけで
も相当時間がかかり、あらかじめ予備知識をもって鑑賞しなければ面白さが半減しそうに思えた。 

ところで、水草(みずくさ、すいそう)は、高等植物で、二次的に水中生活をするようになったもの
を指す総称とされ、主に淡水性のもので被子植物、シダ植物に含まれるものもあるとか。したがって
コケ植物や、形態的な類似性から車軸藻類を含んでそう呼ぶことか。庭園の池や泉水での栽培や、熱
帯魚飼育などのアクアリウムなど、観賞用に広く使われている。

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  オニバス

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  睡蓮

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スイレンといえば、日本ではヒツジグサ(未草)――日本を含めアジアからヨーロッパ、北アメリカ
など北半球に広く分布。地下茎から茎を伸ばし、水面に葉と花を1つ浮かべる。花の大きさは3~4
センチ、萼片が4枚、花弁が10枚ほどの白い花を咲かせ、花期は6月~11月。未の刻(午後2時
)頃に花を咲かせることから、ヒツジグサと名付けられたが、実は朝から夕方まで花を咲かせる――
の1種類のみ自生。日本全国の池や沼に広く分布。睡蓮はヒツジグサの漢名だが、一般にスイレン属
の水生植物の総称として用いられているとか。水位が安定した池などに生息し、地下茎から長い茎を
伸ばし、水面に葉や花を浮かべる。葉は円形から広楕円形で円の中心付近に葉柄が着き、その部分に
深い切れ込みが入っているというから、などほどと感心する。葉の表面に強い撥水性はなく、多くの
植物では気孔は葉の裏側だが、スイレンは葉の表側に分布している。

このヒツジグサイを含めたスイレン属には、(1)ブルー・ロータス――青スイレン。アフリカから
東南アジアに分布。古代エジプトの壁画などにも描かれる。(2)ヨザキスイレン―― 白スイレン。
別名タイガー・ロータス。アフリカから東南アジアに分布。古代エジプトの壁画に描かれている。
(3)ホシザキスイレン――別名セイロン・ヌパール。インド、ラオス原産。ヌパール(コウホネ属
の総称)と呼ばれ、葉は、黄緑色のグリーンと、濃い赤のレッドがある。(4)アカバナスイレン―
―別名タイ・ニムファ。葉が真紅に染まる東南アジア原産のスイレン。アクアリウムで水中葉が観賞
できる。(5)ティナ――園芸種。小型で花付きが良く育てやすい。ムカゴで増えるため繁殖も容易。
色は青みがかった紫、生育条件によって変化する。昼咲き。初心者用の熱帯スイレン。

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ここにでは仏法五木――仏教の三大聖樹の①サラノキ(フタバガキ科の娑羅双樹:釈迦が亡くなった
所にあった木)、②ムユウジュ(マメ科の無憂樹:釈迦が生まれた所にあった木で、二千五百年以上
も前、釈迦の母の王妃マーヤが、インドに程近いネパールの"藍毘尼園(ルンビニー園)"「無憂樹」
の花があまりに見事に咲いていたので、花房を手折ろうとし、右手を上げた瞬間、この右脇からお釈
迦様が生まれたと伝わる)、③インドボダイジュ(クワ科の印度菩提樹:釈迦が悟りを開いた所にあ
った木)の三木にマンゴともう1つ?(レッドラワン? 忘れてしまった)を加えてそのように呼称
――が鑑賞できたのが印象的だった。

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アートフラワー

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ロータス館をでると、サブビア、キク(これは時期尚早?)、アキランサス、フジバカマ、フヨウ、
マリーゴールド、コスモスなどの季節の花のが咲き乱れるなか、壁掛けアートフラワーなどを鑑賞し、
その後③→④→⑤→⑥→⑦を巡り戻ってくる。絶好の秋日和のなか約1時間ほど散策しながら戻り、
その場を後にして、オープン状態で湖岸を疾走し、午後2時には帰宅していた。余りにも種類が多い
ので、こんど訪れる度、その季節の花々など鑑賞したいものをあらかじめ決めておき鑑賞するの好い
のではという提案で近々再訪問することを決める。

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