昨日と今日は好天気に恵まれ、近江八幡の水ヶ浜と彦根の城フェスを訪れ二人で楽しんだ。城フェスは、
地域の魅力を体現するキャラクター全国各地から集う「ご当地キャラ博in彦根」が開催され、今回の7
回目は42都道府県から242体が集結。多くの人でにぎわっていた。彦根市のひこにゃんなどが開会を
宣言した後、中心街にはさまざまな工夫を凝らしたご当地キャラ(ローカル・キャラクター・コスチュー
ム)が登場。記念撮影を求める人たちでごった返していた。
● 成長を続ける太陽光発電市場 2兆5千億円規模
経済産業省が今年8月に開催した新エネルギー小委員会で太陽光発電協会(JPEA)が発表した集計結果に
よると、2011年度の時点で約6700億円だった太陽光発電システムの国内市場は大幅に拡大し、2013年度に
は約2兆5000億円に達したことが分かったという(EconomicNews 2014.10.18)。2兆5000億円という市場規
模は国内の白物家電市場に匹敵するもので、太陽光パネルの設置はもちろん、パワーコンディショナーや
受変電設備などの設備に加え、住宅関連、工事や設計などの関連事業を含む市場は、2020年に予定されて
いる「省エネ基準適合住宅の義務化」に向けて、今後も成長すると見込まれている。
また、同調査によると太陽光パネルの販売出荷額での海外流出率は一割以下の9.3%に留まっており 2兆
円以上が国内で還流したことになっている。また、関連事業に従事した人員も含めると約21万人の雇用を
生み出しており、節電面だけでなく、我が国にとって大きな経済効果をもたらしていることが分かる。と
くに、住宅関連では固定買取制度や消費税の増税による駆け込み需要などもあいまって、個人住宅向けの
伸び率が大きかったと評価している。
また、同調査によると、(1)住宅メーカーなどの企業も太陽光発電は今、最も力を注いでいる商品の一
つだ。しかしながら、ただ単にソーラーパネル搭載の住宅というだけではなく、各社それぞれにコンセプ
トやターゲットの異なる商品の展開を行っているので、住宅購入や導入を考える際には、自分の要望や家
庭のライフスタイルに合ったものを選択したいものだ。(2)例えば、木造住宅の大手メーカーである住
友林業では、「グリーンスマート」という太陽光発電システムを標準搭載した商品を展開しているが、木
材のもつ素材性能を活かした工夫の数々で、冷暖房機器に頼りすぎない生活を提案している。ソーラーシ
ステムの発電効率は同じでも、使う量が減ればそれだけ節電になるし、売電収入も増えるというわけだ。
家電量販店大手のヤマダ電機の連結子会社であるヤマダ・エスバイエルホームも、業界で一、二を争うほ
ど太陽光発電に力を注いでいるメーカーの一つだ。家電量販店傘下の強みを活かし、消費者ニーズに沿っ
たエコを提案し、話題のHEMSなども積極的に取り入れている。(3)また、全国の工務店ネットワーク・
ジャーブネットを主宰するアキュラホームも、太陽光発電設備の導入について、面白い試みを続けている。
10kW以上の太陽光発電を標準搭載した「太陽を活かす家-秋」では、同社の試算によると「全量買取制度
(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)」を活用することで、なんと当初20年間の住宅ローン支払い
負担額が実質0円になるという。また、搭載量が10kWに満たない顧客に対しては、顧客同士の電力をまとめ
て電力会社に売電するシステム「屋根貸し共同事業プラン」を構築し、屋根面積の少ない狭小地や3階建
ての住まいでも、全量買取制度の恩恵が得られるプランを提案している。(4)いずれにしても、太陽光
発電搭載住宅選びのポイントは、長期のライフプランにある。目先の買い取り価格だけではなく、長期に
渡って住まうことを想定して、長く快適に暮せる住宅を選びたいものだ。と結んでいる。
● 成長を妨げる理由と成長を推進する理由
この記事を忖度すると、消費者が賢く、省エネ・環境調和した生活を選択せよと主張しているようである
が、現状全量固定価格買取制度の設定値に拘わらず、風力・地熱・バイオマス・天然ガス(未由来確定)
を複合的に配慮した選択――太陽光発電に偏重せず――をとって欲しいと主張しているようである。ある
いは、経団連の榊原定征会長が8日、原発の再稼働について、「安全が確認された原発は、速やかに再稼
働すべきだ。国民全体の願いでもある」と述べた―東日本大震災の被災地で、東北電力女川原発(宮城県)
の防潮堤工事などを視察した後、報道陣に語った(朝日新聞 2014.10.08)――という既得権益勢力からの
圧力を配慮しているかのような主張にも看うけられる。
確かに、買取価格の設定額の見直しは必要ではあるが「原発再稼働先にありき」の議論には、丁寧な説明
を要することは当然で、それすらないできないのでは論外であろう。言い換えれば、この<環境リスク本
位制時代>にあって、再生可能なエネルギーで最もプライオリティー(優先度)の高いもが、太陽光発電
システムであると判断するなら、むしろ逆に、例えば、原発廃炉に要する費用相当分を前倒しに先行投資
し、人為的地球温暖化による大規模気象変動リスク対策のバーゲン・パワー(切り札)とすべきであろう
――例えば、5ヵ年の投資金額を1千億円とし(1)変換効率を15%→25%、(2)電力蓄電システ
ムの全国敷設を目標とすれば、5年×2千人=1万人の関連雇用創出(一次雇用)と研究開発費(2次雇
用を含む)が可能であり、全量固定価格買取設定費=C×15/25=3/5・C(円/キロワットアワ
ー※)に価格逓減できるはずで、高すぎるかどうか(最適価格算出)はそういった議論を経ずしてなされ
ているならそれは余りにも稚拙であると言わざるをえないであろう。
※例えば、C:40円/Kwhとすると24円/Kwhとなる。
● 重量計付スーツケース
重量計を内蔵したスーツケース。荷物の重さが一目でわかるようになり、空港で超過料金を払うことを防
ぐことができる。2種類のサイズから選べるという。
キャッスル・ロードはゆるキャラと親子連れでごった返していたが、現実世界と仮想空想世界をいとも
簡単に行き来できる子とも達のパワー、純粋無垢なエネルギーに圧倒される。なぜか、ご当地キャラに
スター・ウォーズのダース・ベイダーやストームトルーパーも紛れていたのに驚き、デジカメしていた。