ふつうの国民の社会生活の危機を無視しては、どんな金融政策も成り立たない。これが世界の
先進的な地域が突入している現実の姿だ。日本国の内部では、ほとんど聞こえないほど、か細
い声で残念だが、国際的には心ある経済学者、エコノミストたちが、もう口が酸っぱくなるほ
ど警告を発してきている。それは普通の国民一般の沈黙の代価なのだと思う。
「吉本隆明TVを読む:普通の生活 無視するな」2008.08.27
Takaaki Yoshimoto 25 Nov, 1924 - 16 Mar, 2012
● 米陸軍、基地内メガソーラーで、エネルギー安全保障強化
今年6月上旬、米国ジョージア州西部にある米軍最大の歩兵部隊駐屯地フォートベニング(Fort Benning)基地に連
系出力30メガワット(パネル容量42メガワットのメガソーラー(大規模太陽光発電所)が運転開始(日経テク
ノロジー 2016.06.15)。それによると、米陸軍機関は25年までに1ギガワットの再生可能エネルギーを導入する
目標を掲げており、今回のメガソーラーはその実現に向けた取り組みの一つ。エネルギー確保と、その安全保障の
強化は、陸軍本来のミッションを達成する能力と効率を高めるために欠かせない要素。そのため再エネは、陸軍の
エネルギー安全保障戦略において重要な位置付けにある。陸軍エネルギーイニシアチブオフィス(OEI)が現在、
開発中の大規模な再エネプロジェクトは、すでに「1ギガワットゴール」の30%以上を占める。
つまり。米国防総省は、エネルギーコストの削減に加え、海外からの輸入燃料への依存度を減らすことで、エネル
ギーの安全保障と持続可能性を高めるという任務を担い、陸軍、海軍、空軍、海兵隊の4つの軍を配下に抱える国
防総省は、25年までに太陽光発電を含め出力3ギガワットもの再生可能エネルギーの導入計画を掲げる。因みに、
14年度時点で、1130以上の再生可能エネルギーに関するプロジェクトを進め。地熱発電が発電量では全体の
約50%を占める。さらに、14年に陸軍が60メガワットのバイオマスをフォートドラム(Fort Drum)基地に導
入したことにより、バイオマスの割合が21%までに高まった。次に太陽光発電が11%を占める。太陽光は、米
国内の基地に645のシステムを設置し発電している。
● 再生可能エネルギーに力を入れている理由は?
米国防総省が再生可能エネルギーに力を入れているのは、安全保障を高めるという戦略的な理由から、基地内に分
散型発電所を設置することにより、老朽化する送・配電線インフラ、そして遠隔の発電所に頼ることなく、災害時
でも電力を確保できる。さらに、電力を長期契約で調達することで、エネルギー市場の変動リスクも削減できる。
これは、インサーネット、インターネットの開発理由と同じである。安全保障強化だけでもメリットがある上に、
経費が削減できるメリットもある。例えば、Sempra社はカリフォルニア州内の計14カ所の海軍と海兵隊基地に、
同社が現在、アリゾナ州に建設中の「Mesquite Solar 3」(パネル出力210メガワット/連系出力150メガワット
)から電力を供給。年間発電電力量は一般家庭約10万軒分の使用電力量に相当し、14カ所で消費する電力量の
3分の1を賄う。このメガソーラーは同社が開発・運営する。65万枚の太陽光パネルを使用し、16年末までに
建設が完了する予定。電力購入契約の不詳だが、海軍では25年間にわたり9000万~4億ドルの電気料金を削
減する効果があると予想する。
このようの、どのプロジェクトにおいても、陸軍は発電設備を所有しないものの、分散型のメガソーラーを基地内に導入してマ
イクログリッドを構築することで、電力会社の系統に異常が起きたり、災害や緊急事態が発生したりした場合でも、電源喪失
のリスクを軽減できるシステムが構築されるということである。
● 幸福な出会い:ふわっと足を包む革靴
ハードなデスクワークをしていると、内風呂から上がりタオルで身体を拭lているときが一番幸福に感じるひとと
きだ。そういうに考えると次に思い出されるのは靴だ。革靴だけでなくスニーカー、登山靴など履き物はすべてに
共通する。いま履いている室内ウオーキングシューズの左の中足骨(左側)が局所的に圧迫し痛句感じる。買って
しばらく気付かなかったが、途中で気付くが耐えられる範囲なので放置しているが気分よくない。後進国で量産し
た安いものは品質が悪い。かといってオーダーメイドとなると高価だで手が出ない。そんな時、比較的廉価なオー
ダメイドの「八幡靴」(近江八幡市地域で作られる革靴――型に中底を取り付け製甲をつり込んでから表底を貼り
付け、一度靴型を抜いて、表底と中底、製甲を一緒に縫いつけ(中縫い)し。もう一度靴型を入れ、かかとを取り
付けコバ仕上げ(磨き)を行うことで、履くと足をつつみ込む感じがし、そりかえりが良いフィット感が味わえる)
の評判を知る(京都新聞「3Dプリンターで伝統の靴づくり 近江八幡」2016.01.31)。価格を考えるプチ贅沢と
も本物志向とも言えるが、品質を考えるとオーダーメイドでフィットすれば長く使うことになり価格はそれほど気
にならない。
ところで、八幡靴は手縫いの革靴で、同市を拠点に活動した米国出身の建築家、ヴォーリズも愛用した。品質の高
さで知られ、50年ごろには約60の業者が製造していたが、合成ゴムや人工皮革、大量生産品の普及により次第
に減少。伝統的な技術で八幡靴をつくるのは1軒のみで、の製造・販売を手がける「リバーフィールド」(直訳す
れば川原とでもなるが)、ベテラン職人3人と若手3人が伝統の技術を守り、インターネットや宅配便で足型や試
作品をやりとりしながら、遠隔地の注文にも対応しているという。この会社は京都市のベンチャー企業と協力し、
レーザースキャナーで採寸した注文者の足の3次元データから3Dプリンターで型を作る仕組みを開発。足型は金
具をつける強度が必要なため、内部の構造などに工夫を重ねる。
靴のデザインやサイズ別にある既製の型と、3Dプリンターで作る注文者の足型の二つを使い、注文者の足に合わ
せた靴をつくる。3Dプリンターを使うと、専門業者に外注し早くて1週間ほどかかる足型の製作期間が数日にな
る。また費用も大幅に削減でき、一般的に安くても10万~15万円する販売価格が7万円~程度まで引き下げる
ことがかのうとなったろいう。そういえば、3Dスキャナーで足形をとり、このブログで靴のオーダーメイド通販
システムを提案掲載したことがあったが、早くもそれを実現したというベンチャーな話になるが、靴だけでなく、
衣服、鞄や装飾品、雑貨品などのこれからの通販の事業プラットフォーム(BtoC型)として拡大していきそうだ。
3DPといえば、自動運転車の米新興メーカーが16日、米コンピューター大手IBMのスーパーコンピューター
「ワトソン(Watson)」を活用する電気自動車を公開している。「Olli」は配車アプリのウーバー(Uber)のように
利用客が携帯アプリで交通手段を確保するオンデマンド方式を念頭に開発されている。車両は「マイクロファクト
リー」で、数時間内に「印刷」することができるというのだから生産性はきわめて高い。これなら、東日本震災で
復興中の「三陸海岸沿いアクアポリ」専用の職住シャトルバスとして即納できそうだ。ただし、プライマリーバラ
ンス原理主義の石頭官僚を排除し、「復興国債」で支援していく政治手腕を必要としているが、こうなると、給電
方法などの周辺施設などスマート化(ものIT)も推進していく必要がある。そうなると、車も、車種別のオーダー
メイド通販も可能となる。これは面白い事例だ。すぐには購入する予定はないが「八幡靴」お覚えておこう。
Help! - The Beatles (Vintage Jazz Cover)
レノン=マッカートニーの作品。。リード・ヴォーカルはジョン・レノンで、実質的にはジョンの作品である。軽
快なサウンドと解りやすい失恋ソング風の歌詞とはうらはらに、ジョン自身の悲痛なメッセージ・ソングという一
面も持っている。この曲が発表された当時ビートルズのメンバーは加熱する人気に自己を見失いかけていて、ジョ
ンは後に「僕らは豚のように暴飲暴食し肥え太っていく己自身に失望していたという。助けを求めて叫んでいたん
だ」と語った。映画ではオープニングとエンディング前で使用されている。邪宗・カイリ教の教祖クラングが「ヘ
ルプ!」を歌い演奏するビートルズのフィルム映像を眺めながらダーツを投げつけるシーンである(Wikipedia)。
ビートルズが来日し今年で50年だという。半世紀になるのか?!実に懐かしい。 ところで、今夜も、HELP!と
悲鳴を上げたいほど疲れきっている。ウィスキーボトルも空になった。明日は気分転換に散髪するっか。