尽心(じんしん)篇 / 孟子
※ 烈々たる闘志をもって戦国の渦中に飛びこみ、諸侯を遊説して歩い
た歳月――いまその緊張と熱気から脱け出し、静かに老境を送る孟子。
「君子に三楽あり。而して天下に王たるはあずかり
存せず」。悠々と天命を楽しむ孟子のことばには、そこはかとなく枯
淡の感さえ漂っている。
こ と ぱ
「令を知る肴は、巖牆(がんしょう)の下に立たず」
「仰いで天に 愧(は)じず、俯して人に怍(は)じず」
「食(やしな)いて愛せざるは、これを豕(ぶた)として交わるなり。
愛して敬せざるは、これを獣として畜(やしな)うなり」
「大匠は加工のために縄墨(じょうぼく)をを改廃せず。羿(げい)は
拙射のためにその殼率(こうりつ)を変えず」
「春秋に義戦なし」
「ことごとく書を信ぜば、書なきにしかず」
「往く者は迫わず、来たる者は拒まず」
【ソーラータイリング篇:新ナイル時代を迎えるエジプト】
紀元前4千年に古代エジプト文明は、砂漠地帯にナイル川が定期的に惹き起こす氾濫――ナ
イル川上流のエチオピア高原に降る雨を源流とする――により、農業・畜産を振興させ誕生
する。このエジプト古王朝は長期間にわたり安定・統治を続けていたが突然崩壊する。原因
はナイル川の異変――ギザ近くの湖の地層分析結果、細砂(風成砂)層が見つかり、数十年に
もわたる旱魃――古代エジプトで、紀元前2,686年頃~紀元前2,185年前後のジプト第3王朝
から第6王朝に該当――がつづいていたとみられ、これだけの規模の旱魃であったら、古代
エジプトの王朝が混乱で崩壊したとされるが、その後の200年ぐらいはエジプト第一中間期と
呼ばれて混乱時代に入る。このように「エジプトはナイルの賜物」という古代ギリシアの歴
史家ヘロドトスの言葉で有名なように、エジプトは豊かなナイル川のデルタに支えられ古代
エジプト文明を発展させてきた。エジプト人は紀元前3000年頃には早くも中央集権国家を形
成し、ピラミッドや王家の谷、ヒエログリフなどを通じ高度な文明を発達させている。
そのような歴史をもつエジプトにも、紀元前1346年ごろにアクエンアテンと名乗ったアメン
ホテプ4世が伝統的なアメン神を中心にした多神崇拝を廃止、アメン信仰の中心地である首
都テーベからアマルナへと遷都し、太陽神アテンの一神崇拝に改める、いわゆるアマルナ宗
教改革――アテン信仰は世界最初の一神教――アマルナ美術と呼ばれる美術が花開させてい
る。
さて、古代エジプト文化史はここまで。2月22日、エジプトのベンバン(Benban)ソーラ
ーパークは、来年半ばまでに太陽光発電の1.6~2.0ギガワットの間に達することを目指
している。プロジェクトには動機づけされていないが、電力を国有エジプト電力会社(EET
C)に8.3円/ kWhで売却する25年契約を締結し固定。現在、 29件のプロジェクトが
資金調達を受けており 少なくとも18億ドルの公的資金を調達。これらプロジェクトは、ほ
ぼ1.5ギガワットの太陽光発電規模相当。まず最初は、土地は0.34~1.01平方キロメ
ートルの41件が配置、総面積は。37.3平方キロメートル。サハラ砂漠東部は、地上での
太陽光発電の――米国/メキシコ西部砂漠よりも優れ、トップのチリ高原砂漠に次ぐ好適地
である。電力網(送電線/変電所)の集中により電力コスト逓減を実現する(「Benban 1.8G
W PV Solar Park」戦略的環境社会的評価最終報告書, 2016年2月)。
これらの計画では、政府が部分支援する複雑な財務モデルで、投資グループの適切価格、大
規模太陽光発電プロジェクト開発――例えば、世界銀行グループ機関の多国間投資保証機関
(MIGA) が、銀行家のリスク懸念を和らげ、民間金融機関の民間金融機関や投資家に210
百万ドルの「政治的リスク」保険の提供――に役立て、さらに、 IFCと9つの国際銀行のコ
ンソーシアム(合同体)は、太陽光発電設備の最大の民間包括金融先のベンバン・ソーラー
の19のプラント建設に参加する13のソーラー発電所建設に融資に、中東および北アフリ
カで、 IFCはこの計画は合計823百万ドルの投資規模にのぼる。
尚、設備の少なくとも325メガワットはNEXTracker社のの単軸追尾型を投入、LinkedINを
介し、同社は単軸追尾と組み合わせたドイツ製の二重式太陽電池パネル(Mounting Systems
GmbH:64メガワット)を導入予定であることが明らかにされている。
このニュースに触発され、思い描いたイメージは、太陽光エネルギーに食糧生産とエネルギ
ーゼロホーム/エネルギーゼロビル、水供給を組み込んだ、再生可能エネルギーをコアとした分
散型包括的生活環境供給コンビナートの供給である。その基礎となるのがこの環境工学研究所
WEEFののHPに掲載した{SUN ROAD」のページに掲載した「贈与経済」への考察の一文であり、そ
して、古代エジプト文明史→アマルナ美術→エジプトの再興プランへの思考展開と続くもので
ある。
「われわれの富の源泉と本質は日光のなかで与えられるが、太陽のほうは返報なしにエ
ネルギーを-富を-配分する。太陽は与えるだけでけっして受け取らない」(ジョルジ
ュ・バタイユ『呪われた部分』)と、このようにバタイユは「普遍経済」をイメージし
ていました。これを『贈与経済』と言い換えることもできますが、常にエネルギーが過
剰であることは何を意味するのか。生産のためのエネルギーが、成長のためのエネルギ
ーが過剰に与えられているとことは、太陽エネルギーが無限に与えられていることは、
「もしもその組織(たとえば一個の有機体)がそれ以上成長しえないか、あるいは剰余
が成長のうちに悉く摂取されえないなら、当然それを利潤ぬきで損耗せねばならない。
好むと好まざるとにかかわらず、華々しいかたちで、さもなくば破滅的な方法でそれを
消費せねばならない」ことを意味していると。そうです、エネルギーが過剰に与えられ
ているから、惜しみなく消費せざるをえないということが、人間の諸々の経済活動、あ
るいはもっと広く言えば、諸エネルギーの関係の推移を位置づけていくことが、バタイ
ユの謂う「普遍経済」の意味です。
もうお分かりだと思いますが、地下化石燃料や原子力燃料に依存せずとも、人類は無
償のエネルギーを手にできる段階になったといえます。そのことは、消費活動に伴い排
出される温暖化ガスが原因となり、引き起こされる世界規模の気象変動の問題が解決さ
れ、持続可能な社会を希求するわたしたちの努力により、光熱費は限りなく、社会的費
用として漸近し、個人的な費用としての意味を失っていくのだと思っています。
『絶え間なく降り注ぐ太陽エネルギーが『贈与経済』の源』
ここでイメージする食糧生産は「植物工場」「内陸魚貝類畜養工場」であり、生活排水や廃
棄物を再資源化をベースにした「完全水循環システム」から製造した飲料水の供給であり、
この実現に日本の技術を『贈与経済』にベースに率先垂範し、「エジプト再興」の一助を果
たすというものである。
✪ すべての道は太陽に通ずる!
❦ なぜ、かまぼこ屋がエネルギーのことを考えたのか ❦ No.8
● 対談1 新しい現実をつくる
『脱拝金主義で脱原発を』 原毅 城南信用金庫理事長
1955年東京都生まれ。慶臆義塾大学経済学部卒業。1977年城南信用金庫入庫。企
画部勤務などを経て、2010年から現職。「お金は時に人の心を狂わせ暴走させる≒金融
機関の使命はお金を健全にコントロールすること」「健全なコミュニティのなかでこそ健全
なマネーが流れる」などを持論とする。2012年8月にテレビ番組で、経団連や経済同友
会、日本商工会議所が原発推進を提言したことを批判して「大企業は原発を買い取って運営
できるのか」「原発は採算が合わないので即時ゼロ」と経済人の立場から主張した。信用金
庫は、地域を守り、地域の人びとと共に発展していくことが使命だから、安全で平和な暮ら
しがあってこその存在であると主張し、城南信用金庫では、「原発に頼らない安心できる社
会へ」というメッセージを発表している。著書に『城南信用金庫の「脱原発」宣言』(クレ
ヨンハウスノ2012)『信用金庫の力』(岩波書店ノ2012)
Aug. 3, 2012
お金は「麻薬」
鈴木 今日は城南信用金庫の五反田の本店にお邪魔させていただいております。よろし
くお願いします。
吉原 どうぞよろしくお願いします。
鈴木 震災から2年がたちました。吉原理事長は、その間、非常に激しく動かれまし
た。城南信用金庫の脱原発宣言に始まり、「電気が足りないから原発をとめられないと
いうならば、電気消費量に占める原発の比率は25パーセントだから、その分の電気を節
電しよう」と呼びかけられました。みずからもソーラーパネルの設置、LED照明への
切り替え、自家発電機の導入を積極的に行ない、来電との契約を破棄してPPS(特定
規模電気事業者・新電力)と契約するなど、つぎつぎと既存の枠組みを壊して脱原発へ
向けて実行可能な取り組みのバリエーションを提示され、そして、いま、脱原発に加え
て「脱拝金主義」を唱えられていますが、これまでを振り返ってみて、いかがでしょう
か。
吉原 手っ取り早い話が、原発には巨額なお金が絡んでいて、拝金主義の象徴の一つで
あったということです。原発を!基稼働させるだけで1年間に1000億円というお金
を生み出します。企業、政治家、官僚だけでなく、原発が立地する地元にも、公共投資
などに使われるたくさんのお金が流れ込みます。こうした利権構造になっていることが、
原発問題の複雑さ、手ごわさの大きな原因になっているとするなら、いま、日本や世界
の先進国をおかしくしている拝金主義から脱する試みを同時進行させなければ、いつま
で待っても解決にはたどりつけないと気づきました。
ですから、急がばまわれ式に言わせていただきますと、お金は「麻薬」だということ
から説明させていただくほうが全体像がよくおわかり願えると思います。麻薬も医学的
に用いればなくてはならないものですが、個人が誘惑に負けて誤用してしまいますと、
人の心を狂わせ、体を蝕み、人間社会にまで害を与えるようになってしまいます。ただ
し、お金が暴走したときの被害の大きさは麻薬などの比ではありません。
鈴木 なかなか興味深いお話です。
吉原 そこで、お金の弊害について考えてみたいと思います。いま、鈴木さんがいみじ
くも興味深いとおっしゃいましたが、実際にお金の弊害をわかりやすく教えてくれる実
に興味深い考古学的発見がありました。
場所は紀元前4世紀にかけてアラビア半島のチグリス、ユーフラテス川の間の沖積平
野に開けた古代メソポタミア文明遺跡です。NHKスペシャル『ヒューマン なぜ人間
になれたのか』の中で紹介されたのですが、ケンブリッジ大学の教授かメソポタミア文
明遺跡で発掘に当たっていたところ、土中から多数のどんぶり状の土器が現れたのです。
番組の中で「これは貨幣です。土器に小麦をいっぱいに入れたものが、通貨単位に
なっていたのです」と教授は説明しました。どんぶり一杯の小麦が通貨になってニワト
リや油などさまざまな生活物資と交換されていたわけです。貨幣が生まれた結果、商品
の概念が生じ、ウルクという都市に分業が発達、史上初の職業が生まれ、技術革新につ
ながって生産性が向上して人口が急増しました。そこまではよかったのですが、ウルク
の遺跡からそれとは別に祈り垂なって倒れた大量の遺体が出土したことで、驚くべきこ
とがわかりました。
鈴木 戦争の犠牲者ですね。
吉原 そうです。原始社会では村の人びとが狩りをして獲物を得たら、みんなで平等に
分けるのが決まりでした。漁をして魚を獲っても同じように分け合いました。魚や肉な
どは独り占めしようとしても保存がききませんから、そういう発想にならなかったので
すね。ところが、お金が生まれ、商品という概念が生じると、お金に換えておけばいく
らでもためられるし、商品が必要なときはお金を使っていくらでも手に入るのですから、
村人たちはタダで分けることがバカらしくなり、自分が獲ってきた魚や肉を貨幣に換え
て富を築く欲望に目覚めました。こうした行動が当たり前のように繰り返されるうちに
仲間意識が次第に希薄になって、自分と他人は利害関係で別という考えになり、どこま
でも自分が主体で他は客体として利用するようになり、ついに共同体そのものの形骸化
が進みます。これがお金の麻薬性というか弊害なのです。
鈴木 現代はまさに金融全盛の時代ですが、基本となるパターンは何も変わりませんね。
貨幣がない時代は自分だけ食いっぱぐれるという心配がありませんから、意識はおのず
と身のまわりの自然や生き物に向けられます。そして、それらを大事にします。
富を増やすという意識がないのですから、自分たちが生きるのに必要な分だけつかまえ
て食べればよく、「いただきます」という感謝の気持ちが自然に芽生えてきます。自然
も生き物も人間と同じようにいのちを宿しているわけですから、人間と同じようにかけ
がえがないというような精神性がおのずと培われるわけです。ところが、貨幣が生まれ、
貨幣を基準に考えて行動するようになると、すべてが貨幣で交換可能な物としか見なく
なり、物の奪い合い、富を競うという、これまでなかった現象が生じていくのです。行
き着く先が競争社会、格差社会です。そして、2011年のニューヨーク市ウォールス
トリートで、「オキュパイ・ウォールストリート(巨額の富を独占するウォールストリ
ートの金融街を占拠しよう)」という抗議行動が起きて世界中の注目を集めました。
鈴木 よく、覚えています。
吉原 いまやアメリカの上位Iパーセントの人間が全米の資産の40パーセントを所有
し、上位5パーセントが全米の資産の81パーセントを所有しているといわれます。これ
を裏返すと、全米の95パーセントの国民が全資産のわずか19パーセントで暮らしている
極端な現実が浮き彫りになります。1960年代のアメリカは中産階級が豊かで、家族
は大きな家に住み、大型の車を乗りまわし、電気冷蔵庫などの家電製品に囲まれて、各
人が幸せに暮らしているというイメージでした。世界中の人びとがアメリカ映画を見て
「自由と資本主義の国」アメリカに憧れてきただけに、そこに至るまでの間に何かあっ
たのだろうと驚いているのだと思います。
鈴木 暴走する金融をコントロールできないで、どのような手を打ったらよいのか、い
まや悩めるアメリカというイメージで世界中が注目していますね。アメリカは確か過去
に2度、世界金融恐慌とブラックマンデーで痛い目に遭ったはずなのに、最近になって
リーマンショックでお金の暴走の恐ろしさをまたしても思い知らされました。どうして
同じ過ちを繰り返すのでしょうか。
吉原 アメリカは自由主義と資本主義を国是としています。そのために1928年の世
界金融恐慌、1987年10月19日のブラックマンデー、2008年のりIマンショック
と3度もお金の暴走に翻弄されてしまいました。戦前の世界金融恐慌はニューヨーク証
券取引所ダウ30種平均の終値が12・8ポイント下落しだのがきっかけでした。198
7年のブラックマンデーではニューヨーク証券取引所ダウ30種平均の終値が22・6ポ
イント下落しました。前者のときはルーズベルト大統領が銀行を国有化するなど社会主
義的政策を断行して、貨幣の暴走に歯止めをかけました。後者のときは米金融当局が適
切に対処したため、実体経済への影響は最小限に食い止められました。そして、3度目
がリーマンショックです。そもそもリーマンショックとは何だったのでしょうか。
鈴木 私は金融詐欺の必然の結末と理解していますが……。
金融覇権国家をめざすアメリ力
吉原 脱原発ではなく脱拝金主義の説明になってしまっていますが、必ず脱原発の説明
につながりますから、もう少し我慢して聞いていただきたいと思います。リーマンショ
ックはおっしやるように、「サブプライムローン」という不良債権を金融商品化して、
世界中に流通させた詐欺まがいの商法がきっかけで起きました。どうしてそのような詐
欺まがいの金融商品が通用してしまったかというと、日本との貿易摩擦が遠因になって
いるのです。
鈴木 日本がバブル景気に沸くなか、アメリカのプラザホテルで政府間交渉が行なわれ
て「プラザ合意」が行なわれたころですね。
吉原 そうです。生産力においても世界一だったアメリカは、自国の優位をさらに強化
するために「GATT(関税および貿易に関する二股協定)」や「IMF(国際通貨基
金)」などをツールに用いて自由貿易体制を確立していました。よい品物をつくれば世
界中に販売して豊かになれる仕組みでした。もちろん、アメリカが世界一であることを
前梶にしたうえでの世界自由貿易体制ですから、繊維に始まり、鉄鋼、家電、自動車、
半導体と、日本の企業がアメリカ企業を圧倒するようになってくると話は違ってきます。
当時のアメリカはものづくりで口本に負け、それでいながら旧ソ運との冷戦構造のなか
で軍拡を余儀なくされるといった具合で、きびしい国家運営を強いられていました。
1985年にはG5蔵相会議をニューヨークで間催して、為替レート安定化の名のも
とに日本に円高をのませる「プラザ合意」に漕ぎつけ、1989年には日米構造協議で
さらなる円高政策を迫り、やっきになって貿易黒字でため込んだ外貨を吐き出させよう
としました。その中間の1987年にそうした努力をあざ笑うかのようにブラックマン
デーが起きたのです。
以後、アメリカはものづくりなどを日本や外国に任せる一方、繊維に始まり、鉄鋼、
家電、自動車、半導体と、アメリカ企業を圧倒して生産で世界一に躍り出た日本が巨額
にため込んだ外貨を金融システムで吸い上げる方向に政策を転換していきました。
アメリカはこれまでの自由貿易戦略を見直して、新たな国家戦略すなわち世界最強の
金融と情報、軍事力を背景にしてアーキテクチャー戦略に踏み切ったのです。特に金融
においてそれが顕著でした。金融市場の自由化、BIS規制(国際決済銀行による銀行
の自己資本比率の国際続コ、国際会計基準の制定が進められ、ニューョークの金融街
ウォールストリートに本社を構える巨大な投資銀行や商業銀行が世界の市場で巨額の資
金を移動し、活発な投資が行なえるようにしました。国債や企業の発行する債券を評価
して、国家や企業を評価付けする「格付け会社」などは、その別働隊ともいえます。企
業や国家の格付けを発表して、巨大金融資本の世界的な投機活動を支えているのです。
鈴木 気がつかない間にとんでもないことになっていたわけですね。
吉原 ところが、多くの人には、それがわかりません。金融の専門家にも実は判断がつ
かなかったのです。
鈴木 どういうことでしょうか。
『なぜ、かまぼこ屋がエネルギーのことを考えたのか』
経済・金融分野でのプロとの対談、平易でわかりやすいという印象。面白い展開が期待でき
そうである。
この項つづく
滋賀県で生まれた、針葉樹の薪も燃やせる
薪ストーブ「Ritsh(リッシュ)」
家を新築する際にぜひ取り入れたいという人が増えているそうです。設置している人による
と、「家の中で燃える火を見ていると心が落ち着く」「じんわりと体を包み込むような暖か
さで部屋全体が温まる」と評価します。ところが、広葉樹は火持ちが長く使い勝手が良いも
のの、マツやスギなどの針葉樹は伐採もされず倒れたり伸び放題になっていることからぜひ
活用したいのに、燃焼時間が短く、燃やすと1000℃を超える高温になりストーブを傷めるの
で燃やさないでくださいというストーブが多いのが現状。そのような中、東近江市にある鍛
鉄工房・室の「Ritsh(リッシュ)」(里守)は針葉樹が燃やせる国産薪ストーブとして注目
を集めています。