食べるということは、おいしいかまずいかではなく、豪華か粗末かでもない。胃や腹、そのほか食欲に
関係する身体の内部の仕組みが、食べることを欲する状態か否かの問題だ。生理もあり、心理もあり、
それを左右する風俗、習慣、遺伝子といった数えきれない要因がある。
「おいしく愉しく食べてこそ(40)梅色吐息」
Takaaki Yoshimoto 25 Nov, 1924 - 16 Mar, 2012
● 熊本地震速報
【地震予測の失敗学】
地震科学探査機構(JESEA)のメルマガが届く。次のような挨拶文につづき、九州地方の地震予測の対象外としたことへ
の弁明が記載されていた。
「週刊MEGA地震予測」及び「nexi地震予測」にて3月30日発行号まで「熊本県」を地震予測エリアに入れて 参り
ましたが、4月6日発行号で地震予測エリアから外しました。予測を取り下げる際には慎重を期すよう心がけており
ましたが、その直後に地震は起きてしまいました。 改めて地震予測期間の精度を上げることが必要だと認識しており
ます。今年度中にNTTドコモの電子観測点が全国16か所に建てられJESEAの自社電子観測点と合わせて18か所で
リアルタイムデータを用いた実証研究が本格的に始まります。 少しでも予測期間の精度が向上できるよう研究を進め
て参ります。
地殻数十キロ以内に貯まった応力の二・三次元画像的表現の難しさを再確認する。メッシュを細かくし、表面の位置情報
の変化を時間軸を加え四次元的表現(=画像化)できたとしても、それだけの話で、「位置変動の特徴パターンの規定」
という"物差し"がなければ意味をなさない。つまり、今回のように予測を取り下げるといった「誤謬」を生むのだが「慎
重を期す」という「是正処置」をどのように「規定」するのか、ここを明確にしなければ、責任回避の「官僚文書」と誤
解されかねない。
ひずみ滞留(赤点線)域の決定はどのようにされているのか、色マッピングしているところから、色行列変換と近傍色差
から色特徴パターン決定式と歪み強度判定式を照合させ、その演算結果をラベリング処理し、画像処理していると考えら
れるが、これは、地震科学探査機構(JESEA)に問い合わせてみるしかない。
下図に、スーパーナップ法による金属配線の印刷製造プロセスを模式的に示す。(1)基材表面上に形成した非晶性のフ
ッ素系ポリマーの薄層上に、波長172ナノメートルの紫外光を、フォトマスクを通して照射しパターニングする。(2)
これにより、銀ナノ粒子を化学吸着する活性の高い表面(反応性表面)パターンの潜像を得る。(3)次に、基材表面の
全面を、銀ナノインクで濡らしたブレードによって掃引すると、反応性表面上にのみ銀ナノ粒子が選択的に吸着し、銀ナ
ノ粒子どうしの自己融着により銀配線パターンが得られる。
今月20日、産総研は、あらゆる生活シーンのIoT化・タッチセンサー化を加速する新技術-超微細回路を簡便・高速・大
面積に印刷できる新原理の印刷技術――銀ナノインクを表面コーティングするだけで線幅0.8マイクロメートルの超微細
回路を印刷で、紫外光の照射によりパターニングした反応性表面上で銀ナノ粒子が自己融着する現象を利用――の開発に成
功したことを公表した。
印刷電子技術で、微細な電子回路の構成に欠かせない高精細な金属配線を印刷する技術は、冶具・版などの汚染による繰
り返し再現性の乏しさ、塗布後の基材表面上での金属粒子どうしの焼結・融着、高温の後処理によるプラスチック基板の
歪み、基材の屈曲による配線の剥がれなどが課題。この技術は、紫外光の照射で形成した活性の高い基材表面上に、銀ナ
ノインク内の銀ナノ粒子を選択的に化学吸着させ、粒子と粒子との自己融着により低い抵抗の銀配線を形成する。プラス
チック基板に強く密着し、最小線幅0.8マイクロメートルの超高精細な金属配線を、真空技術を一切使うことなく、大
面積基材上に簡便・高速に印刷で作製できる。フレキシブルなタッチパネルセンサーなどに応用される。
上図、得られた銀配線の顕微鏡写真を掲載。最も細いもので線幅0.8マイクロメートルの銀配線が得られた。これはスク
リーン印刷法や通常のインクジェット印刷法の数10倍の精細度である。また、インクの濃度を変えることにより、30
~百ナノメートルの範囲で厚さを制御。さらに通常の印刷法では、塗布したインクの周縁部の厚みが極端に厚くなるコー
ヒーリング効果で配線の抵抗値が設計から大きくずれるが、この方法では、下図に示すように、得られた銀配線の厚みは
線幅によらず一定で、コーヒーリング効果の影響は見られなかった。電子顕微鏡による観察から、反応性表面上では、銀
ナノ粒子どうしの溶融により球状の形状が消失し、銀薄層を形成していることが分かった。また銀配線は基材表面上に5
メガパスカル以上(大気圧の50倍以上の力)で強く固着していた。この銀配線はフレキシブル基板に影響を与えない温
度(80 ℃以下)での熱処理により十分に高い導電性を示し、10万ジーメンス毎センチメートル(固体銀の約6分の1
)に達した。
今回用いた銀ナノインクは、アルキルアミンの保護層で被覆された銀ナノ粒子を重量比で40~60%もの高濃度で含んみ
山形大学の研究により、この銀ナノインクを乾燥させると、結合力の弱いアルキルアミンが徐々に脱離し、ほぼ常温でも銀
ナノ粒子どうしの凝集と融着が進むことが分かっている(下記掲載の関連特許参照)。このような特異な性質を示す銀ナノ
インクを用いることで、新原理の印刷技術「スーパーナップ法」が実現する。
現在、スマートフォンなどのタッチパネルセンサーには、酸化インジウムスズ(ITO)を用いた透明導電膜が用いられてい
るが、硬い酸化物結晶薄膜なので折り曲げると割れ、真空環境下での製造が必要なことから、フレキシブル化や、低コスト
化・省資源化には難点がある。また肉眼では見えない数マイクロメートルの線幅の金属配線を網状に形成して透明導電膜を
製造する技術開発が進められおり、可視光の回折限界に近い線幅(2マイクロメートル程度)の銀配線をプラスチック基板
上に形成し、フレキシブルなタッチパネルセンサーを試作した(下図5)。このタッチパネルセンサーは、高い曲げ耐性を
示しITOや銀ナノワイヤー、グラフェンなどを用いた他の透明導電膜と比べ、光透過率やシート抵抗も優れていた(下図右)。
常温・常圧下で、銀ナノインクの消費量も極小化した低環境負荷のプロセスにより、これらタッチパネルセンサーを簡単・
高速に製造できる。
※ 関連特許
特開放2014-198905 被覆銀超微粒子とその製造方法
特開2016-048601 金属パターンの形成方法及び導電体
「パープル・レイン」「ビートに抱かれて」など数多くの世界的ヒット曲で知られる米国ミュージシャン、プリンスが死
去、享年57。今月14日、アトランタのコンサート中体調を崩し日程をキャンセル、15にはプライベート・ジェット
で途中でインフルエンザが悪化し、緊急着陸してイリノイ州の病院に救急搬送され、一時容体回復し自宅に帰ったが、エ
レベーターの中で意識不明になっているところを発見され、蘇生術を試みたものの死亡、死因は不詳。58年、ミネソタ
州ミネアポリス生まれ。本名プリンス・ロジャー・ネルソン。ワーナー・ブラザーズと契約し78年にデビューアルバム
「For You」をリリース。80年の「Dirty Mind」、81年の「Controversy」(邦題「戦慄の貴公子」)を経て、82年に
「1999」がプラチナ・アルバムに輝く。「Little Red Corvette」「Delirious」「1999」の全米トップ10ヒットを生む。84
年、自身が主演する自伝的映画「Purple Rain」のサウンドトラックとしてリリースした同名のアルバムは、1300万枚が売
れる大ヒットになり、全米アルバムチャート24週連続1位の記録を打ち立てる。「When Doves Cry」(邦題「ビートに
抱かれて」)「Let's Go Crazy」「Purple Rain」など数多くのヒット曲が生まれ、プリンス自身もこのアルバムでアカデミ
ー賞歌曲・編曲賞を受賞。その後も86年の「Under The Cherry Moon」、89年の「Batman」などヒットアルバムを連発し、
マイケル・ジャクソンやマドンナらと並ぶスーパースターの仲間入りを果たす。
I never meant to cause you any sorrow
I never meant to cause you any pain
I only wanted to one time to see you laughing
I only wanted to see you
Laughing in the purple rain
Purple rain, purple rain
Purple rain, purple rain
Purple rain, purple rain
I only wanted to see you
Bathing in the purple rain
I never wanted to be your weekend lover
I only wanted to be some kind of friend
Baby, I could never steal you from another
It's such a shame our friendship had to end
Purple rain, purple rain
Purple rain, purple rain
Purple rain, purple rain
I only wanted to see you
Underneath the purple rain
Honey, I know, I know
I know times are changing
It's time we all reach out
For something new, that means you too
You say you want a leader
But you can't seem to make up your mind
I think you better close it
And let me guide you to the purple rain
Purple rain, purple rain
Purple rain, purple rain
If you know what I'm singing about up here
C'mon, raise your hand
Purple rain, purple rain
I only want to see you
Only want to see you
In the purple rain
“ Purple Rain ”
この「パープル・レイン」は、映画のクライマックスシーンで、父親にささげる曲としてステージで演奏されるた曲で、
バンドメンバーや、ステージの彼を見つめるアポロニアと、クラブのオーナー、そして彼らのファンの緊張した面持ちの
中で、映画の感動を大いに高める。やるせない気持ちという「紫色の雨」は、いろいろなフラストレーションをかかえな
がら、ミュージシャンとして成長していく青春を象徴する。この作品の前から、正式にプリンスのバンドとして活動する、
ザ・レボリューションは、彼とこ長年にわたり講演共演行動をともにする。、才気高い女性二人組、ウェンディ&リサが、
映画で存在感を示している。この歌詞は、そんな青春期の傷つき悲しんだこころを癒やす、紫雨(しう)として表現され
ているようであり、アルバムに収められた曲と映画とがシンクロし、スタンダードな作品になる。