一番いいのは余計なことは言わなくてもいいから、金だけ出してくれるというものです。
代償を求めずに金をだす。そこまできたら、民族国家を超えられる。
「老いの超え方」 朝日文庫 2009.08
Takaaki Yoshimoto 25 Nov, 1924 - 16 Mar, 2012
彼女の朝は決まってテンションが高い。「サワコの朝」で加山雄三が出演しているのよと言いつつ部屋
に入ってくる。国際ニュースを見ている最中なのでどういう内容なのとたずねると、太陽電池と風力発
電のエコシップを彼が設計したのよと自慢げに話すのだ。それはそうだ。スクリーンに初めて登場した
しらころの彼を知っているものなら彼のマルチな才能に憧れ狂喜し嫉妬したしたもので、無くなった同
じ歳のいとこなどは、エレキギターやウクレレを買いそろえ私の前で歌を歌いスキーに誘われ、わけも
わからず彼は買いそろえたマイスキーに講釈をたれながらワックスを板に塗りマイペースでゲレンデを
颯爽と滑り?わたしは借スキーそ嵌めゲレンデで転がっていたのだ。それほど圧倒する人気なのだが、
還暦を過ぎても彼のパワーは衰え知らずなのだから、鼻持ちならないと感じても結局は感服するしかな
い。スポーツ万能、音楽万能、優れた経営力、すべてに亘る行動力、無法者も過剰防衛と間違えられる
ほどの正義感と腕力の持ち主の彼だが、俳優が苦手だとテレビで語る。本当にかなわないなぁ~。
【百名山踏破記:毛木平から甲武信岳に変更そして水晶岳も計画】
当初考えていた8月下旬、奥多摩からのコースをやめ、9月上旬の長野佐久は毛木平からの千曲川源流
コースに変更。そして10月中旬の水晶岳コースを追加計画する。後者は、甲武信ヶ岳の実績から判断
する。年間2座では百歳を超える計算になるので、年間5座以上を踏破しなければ話にならないだろう。
それはさておき、「毛木平→千曲川源流→甲武信ヶ岳のピストン」は天気が良ければ川沿いを歩いて行
ければ、快適で(トイレも水洗できれいと言うことだ)。
埼玉の従姉妹と面会(これが最後となるかもしれないが)するために立ちより佐久の宿泊地で一泊する
ため、自動車で走行距離670キロメートル、約10時間を要し、翌朝の登山は約6時間として帰宅は
午後10時頃となる強行スケジュールを予定している。
上村を東西に貫流し、長野盆地で犀川と合流、新潟県に入り全長367キロメートルの信濃川となる千
曲川。甲武信ヶ岳の山頂直下(標高2,160メートル)、細い流れの始まるところに「千曲川・信濃川
水源地標」が立つ。日本最長河川の源流は川上村にある。
黒部川源流部での最高峰及び富山市の最高地点である。標高3千メートル未満の山としては、2,999
メートルの剱岳に次ぐ高さの山。山頂は切り立った岩の双耳峰で、三等三角点のある北峰は2,977
メートル測定点である南峰は2,986メートルである。東斜面にはすり鉢状の圏谷地形(カール)があ
る。 山の上部は森林限界のハイマツ帯で、山頂の岩場からは飛騨山脈の大部分の山を見渡すことができ
る。南西に黒部五郎岳の圏谷地形を正面から望むことができ、北側に赤牛岳の赤い岩肌を望むことがで
きる。山の上部で水晶が採取されることが山名の由来、山肌が黒いことが別名の由来である。水晶小屋
があるピークの山は、山肌が赤いことから「赤岳」と呼ばれる。具体的には、甲武信ヶ岳の踏破後に。
Salar de Uyuni Tours in Bolivia
【ボリビア・ウユニ塩湖の廃プラ ソーターで油化浄化】
「天空の鏡」とも呼ばれ、その豊かな自然環境から観光地としても人気がある南米ボリビア「ウユニ塩
湖」だが、近年増加するゴミ問題が課題となっている。ソーラーフロンティアはこうしたウユニ塩湖の
自然保護と目指す環境保全団体に対し、太陽光パネル40枚を提供した。プラスチックゴミを分解して
石油に変える小型油化装置の動力として利用されるという(「スマートジャパン」2016.07.26)。
ウユニ塩湖は、塩湖全体の高低差が50センチメートル以内という世界で最も平らな場所であるため、雨
季には雨が流れることなく大地に薄く膜を張ることで空を湖面に映し出す「天空の鏡」として知られる。
ProjectoYOSI 設立の背景
このゴミ問題の解決を目指す「Projecto YOSI」は、日本人ツアーガイドが、現地の政府や教育機関など
に地道に働きかけて実現した環境保全プロジェクトだ。同団体の代表を務める本間賢人は、ウユニ塩湖
の絶景よりもゴミの多さに驚いたことを機に、プラスチックゴミを分解して石油に変える小型油化装置
を導入し、装置のデモンストレーションを中心とした自然保護に関する啓発活動を開始。16年1月に
は世界的に有名なダカールラリーにおいてボリビア環境省とブースの共同出展を実現し、現在ではボリ
ビアの環境省、市役所、大学などが参画する国レベルの取り組みに発展する。
本間は現在、国立サン・アンドレス大学工学部環境問題プロジェクト客員講師や、同大と環境省の共同
プロジェクト統括者を務めている。それと同時に、環境教育に重点を置いたボリビア初のリサイクルセン
タの設立を目指す。本間が、夢は、ウユニ塩湖を観光と環境を両立するモデルスポットとして世界に認
知してもらうこと。まずは現地主導でできるリサイクルの循環をつくることが不可欠であり、現地の電
力に頼らない太陽光発電を利用して油化装置を導入したと、このプロジェクトの経緯を紹介している。
それにしても、すごい情熱家ですよね、本間賢人さんやソーラーフロンティア社や株式会社ブレストな
どの。わたし(たち)も今以上頑張らなくちゃ?!
「NVG-2000」 連続式油化装置
廃プラスチック油化装置の企画・開発・販売の株式会社ブレスト
【符号の説明】 1…油化システム 2…造粒機 6…オフガスシステム 7…触媒収納室 10…放熱筒
21…乾燥部 22…溶融部 26、27…圧力調製タンク 28、29…コンデンサ 30T…バッファタンク
31、32…傾斜管 70、71…残渣タンク 81…分解釜 82…コンデンサ筒 87…空気取入口
88…空気吹出口 97…円錐体 109…油採集管 303…トラップ部
特開2015-057500 油化装置 株式会社ブレスト 2015年03月26日
【要約】廃プラスチックを溶融部22で溶融させ、この溶融プラスチックを分解部30に送って、そこ
で分解ガスを発生せしめ、この分解ガスをコンデンサ28、29内で冷却して液化させ、前記コンデン
サ28、29に圧力調整タンク26、27を接続し、これを介して液化した油が油タンク23に送られ、
これにより、分解部で発生した炭化分等の細粒および未分解ガスへの混入を有効に防止することで、分
解部およびコンデンサ内の圧力変動に対応できる油化装置。