滑落する世界
インターネット、携帯電話と、コミュニケーション手段が発達していくのが 最近の世の趨勢で、これに逆行することはできないんですが、コミュニケ ーション自体が自己目的化したら、それはちょっと病気です。...
View Article夏はシンプルが一番
消費と生産は“同じこと”である。 誰しも生産するときには、必ず何かを消費しているもの。 しかし、流通が発達した現代では、生産と消費との間に、「空間的なズレ」と 「時間的なズレ」が大きく存在し、そのため消費と生産が一対であることをな...
View Article昔、人は魚だったんですね。
人間の精神に関する大切なことをすべて含んでいるのが宗教である。 宗教は、生やさしいものではなく 恐ろしくて危ないもの。 宗教がまずあって、その中のいちばん固い部分が法律になった。 法律の中のいちばん固い部分が国家になった。...
View Articleバイオマスパワー工学の此岸
犯罪を犯したり、他人を傷つけたりする少年は、心が傷ついている。 いじめも自殺も、親に傷つけられた経験が引き起こしている。 どんなに厳しく罰しても、少年犯罪はなくならない。 自分で自分を尊重し、なぐさめる手段をもつ。...
View Article再エネ百パーセント着々Ⅰ
毛沢東の失敗は、一つには彼があまりに漢民族的で、 大きな視野で世界を考えることができなかったことにあります。 「竹内好:生誕100年/上 吉本隆明さんが語る」...
View Article廃プラ汚染の湖の浄化
一番いいのは余計なことは言わなくてもいいから、金だけ出してくれるというものです。 代償を求めずに金をだす。そこまできたら、民族国家を超えられる。 「老いの超え方」 朝日文庫 2009.08...
View Article技術・経営・労働
どれほど自分を偉くしても、悟りを開いても最後の最後に、接近不可能な「空隙」がある。 「吉本隆明さん、今、死をどう考えていますか?」 講談社 2009.08...
View Article鳥取砂丘にGO!
信念はどこへいったのかと、嘆かわしくなる。良いことばかりを言う集団や個人が増える 社会は衰亡していく。私はまず、私自身を「良いこと言いの悪癖」から切り離したい。...
View Article帝國のロングマーチ17
親鸞が意識的に僧侶の戒律を破り、ふつうの人たちと同じ「非僧」の生活をした ことは、「僧的人間」から「ただの人間」に戻す親鸞の本懐だったと思います。 週刊仏教新発見 2007.12.23...
View Articleファイアズ(炎)
今のグローバル化は、米国を主体に、財政力や軍事力の 圧力が加わったもの。本物とはいえない。 私の3作:評論家・吉本隆明さん/下 『悲劇の解読』 毎日新聞 2007.12.24...
View Article第5次産業革命のトラベリン・バス
僕らは、日本の近代史は終わったんだな、何かやんなきゃいけない、何か 新しい考え方を出せなければ生きてはいけないんだよ、と思いました。 「靖国論争にとらわれては日本は変わらない」...
View Articleコンテンツのないコンテナ
ある局面になるとものすごく愚かなことができるというのが人間なのです。善悪二つ のモノサシしか持っていないと、人間は非常に生きづらさを感じるものなのです。 Takaaki...
View Article不実 年寄りの日光浴
目に見えない、人に言ってもあまり意味のない、でも自分には重要なことを 表現する、そういう苦労を人一倍した人(三島由紀夫)ではないでしょうか。 「真贋」講談社文庫 193頁...
View Article縄すてまじ!Ⅳ
あのねー、悩むのはいいことなんですよ。マルクスの言葉じゃないけ ど、『人間は自分が解決できることしか悩まない』っていいますから ね。適当なところで切り上げないで、もっと悩んだ方がいいですよ。...
View Articleイチローな一日
達成するなら多分シングルヒットだろうなという風に確率 としては思って(三千本安打が三塁打)いたので、チーム メートに労力をかけなくてよかったなと思います。 イチロー 2016.08.08 年寄りが病気を治すには、自分が主体的になり、積極的に...
View Article赤色グローバル化もGO!
定年延長と年金の充実。この二つができたら、高齢社会に向けて 政治としてやることはもう無いと言ってもいいぐらいです。 第4章 サラリーマンを蝕む危ない常識 『僕なら言うぞ!』...
View Article帝國のロングマーチ 22
現在までの日本国のように、片道の民主主義(言い換えれば非民 主主義)の国では、日本が滅びるか、滅びないかを決定するのは、 ほとんど全面的に政治家とくに政治的な国家(政府)の首脳で決 まるもので、国民が関与するべき場所も責もない。 「吉本隆明TVを読む」朝日新聞 2000.11.19...
View Article今日は山の日
農業への執着心が農家から奪えないのは、土地所有への執着心にちがいない。 しかし無意識や本能的な性向までを含めていえば、土地所有への執着心は、 本質的にはじぶ んの私有する土地から得られた生産物を、じぶんの自由な裁 量によって、誰からも制肘されずに生産し、処分できる自由への執着心に帰せ...
View Articleイーロンの野望「天下布光」
わたしには高度な資本主義下の市民が、政府に対して部分的な リコール権を行使していることを意味しているとおもえる。 「住専」現象とはなにか:情況との対話 サンサーラ 1996.04...
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