蛾とカミキリ虫の一穴
好悪(こうあく)をもって内その身を傷(やぶ)らず、常に自然によりて生を益さず 徳充符(とくじゅうふ) ※ 情問答:恵施が「聖人は情をもたぬというが、人間が情をもたぬことが...
View Articleセルフコミット・マイナス5キロ
天下を天下に蔵すれば、遯(のが)るるところを得ず 大宗師(だいそうし) ※ 大宗師:有限な人の営みは、やがては天に包摂される。天と人とは、別が...
View Article存在と非存在の界面
浸仮して左臂(ひ)を化してもって 鶏となさば、予(われ)はよりてもって時夜を求めん 大宗師(だいそうし) ※ 莫逆(ばくぎゃく)の友:心と心にうなずきあう、との意。原文は「莫...
View Articleコランダムなトムヤンクン麺
天の君子は人の小人、人の君子は天の小人 / 大宗師(だいそうし) ※ 天之君子 人之小人天:荘子は世俗の常識に従わない頭脳明晰な人間。世 間からちやほやされる金持ちの人や位の高い人をその通り受け入れたりし...
View Article何て言うことだ。
明王の治は、功、天下を蓋いてしかもおのれよりせざるに似たり 応定王(おうていおう) ※ 指導者の条件とは何か? 指導しようなどという根性を捨て、指導者づら...
View Article小さくはあるが、切ればちゃんと血が出る
至人の心を用うるは鏡のごとし。将(おく)らず迎えず、応じて 蔵(おさめ)ず。故によく物に勝(た)えて傷(そこな)われず。 応定王(おうていおう) ※...
View Articleサンルーフが世界を覆う日
正月、三月、四月 / 魯の隠公即位のいきさつ ※ 「元年、春、王の正月」とは周王の暦の正月という意味である。即位し たのに、その記述がないのは、摂政だからである。「三月、隠公は邾...
View Article量子ドット工学講座38
鄭のお家騒動、荘公の決断 / 鄭の荘公小覇の時代 ※ 鄭は、天子の国・周に隣接し、現在の河南宵洛陽の東方に前八世紀ごろ 建国、第三代荘公によって一時は強盛をほこり前五世紀までつづいた。...
View Articleアリスの国と繋がる隧道
鄭の荘公とその母武姜(ぶきよう) / 鄭の荘公小覇の時代 ※ 鄭は、弟を処断してお家馳勣を解決(前節)した荘公ではあったが、そ の原因をつくった母の処置には困りはてる。 ※...
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